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商品名: |
マリア・ジョアン&アンドレ・メマーリ/コットン(CD) |
メーカー: |
ライス(Galileo Music) |
メーカー型番: |
GLR-3283 |
価格: |
3,520円(税込) |
[予約販売] |
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2024年10月20日発売新譜 ブラジルとポルトガルの粋を極めた音楽家ふたりが作り出した《究極の音楽の結晶》
ライスから2024年2月にリリースした『アイエ(ルイスガ & エドガール・ヴァレンテ)』(AJR-3249)など、このところルゾフォニア(ポルトガル語を話す世界)系の音楽家たちによる合作が活発にリリースされていますが、本作はその決定盤と言えるかもしれません。リスボン生まれの女性ジャズ歌手のマリア・ジョアンと、ブラジルが生んだ最高のピアニスト、アンドレ(アンドレー)・メマーリとのデュオ・アルバムです。 世界的に称賛される数少ないポルトガル人ジャズ歌手のひとりマリア・ジョアンは、1956年にポルトガルの首都リスボンで生まれ、1982年より地元で本格的に音楽活動を開始。翌年マリア・ジョアン・クインテットを率いてデビューを果たした彼女は、ピアニストで夫のマリオ・ラジーニャ(1960- )との名義で10数枚のアルバムをリリースし、世界的に高い評価を獲得してゆきました。また1987年からは日本人ジャズ・ピアニストの高瀬アキ(1948- )とも活動を行うようになると、我が国でもその名前が知られるようになりました。そんな彼女の才能は、ボボ・ステンソン、ボビー・マクファーリンから、エグベルト・ジスモンチ、ジルベルト・ジル、レニーニ、ギンガまで、世界中の一流音楽家たちから共演の依頼が集まるようになりした。 一方アンドレ・メマーリは1977年にリオ・デ・ジャネイロで生まれたピアニスト/作曲家。5歳からピアノを学び始め、11歳からオルガン奏者としての仕事を開始したという彼は、サンパウロ大学にて音楽専攻の学士号を取得するためサンパウロへ移住。そして1998年にはインストゥルメンタル・ビザ賞の受賞をはじめクラシック音楽の数々のコンクールで優勝を果たしました。その後はミルトン・ナシメント、イヴァン・リンス、ギンガ…といった多数のブラジル人音楽家とのコラボを行うように。またヨーロッパや日本、アメリカで膨大な数のショーを精力的にこなしてきたこともあり、多くのファンが世界中に存在するまでになりました。 本作はそんなキャリアもジャンルも国籍も異なるふたりが出会い生まれた奇跡のユニット。2019年にマリアが発表した“A Poesia de Aldir Blanc”(Selo SESC SP)というアルバムに‘O Sonho’という曲をアンドレが提供したことがキッカケで意気投合したようです。‘O Sonho’は本作でも再演されていますが、その曲を作詞したのが社会派詩人として知られたアルジール・ブランキ(1946-2020)で、本作にはそんなアルジールとギタリスト/作曲家のギンガ(1950- )とのコンビで作られた曲が3曲も収録されています。そしてその他は全てアンドレによって作曲されています。 ここでアンドレはアクースティックのピアノのほかエレピ、シンセ、クラヴィネット、ハープシーコード、ギター、ビートボックスなども担当してサウンドにヴァリエーションを与え、歌うマリアも様々な声色/歌唱法を取り入れながら表現力豊かなヴォーカルを堪能させます。そのサウンドにはジャズ、ブラジル音楽、ワールド・ミュージック、クラシック、アヴァンギャルド…といった音楽を垣根なしに取り入れていますが、決して小難しいものではなく、どこかポップで聴く者に様々な刺激とリラックスを与えてくれる不思議な魅力に満ちあふれています。 まさにブラジルとポルトガルの粋を極めた音楽家ふたりが作り出した《究極の音楽の結晶》をぜひお楽しみください。
●日本語解説/帯付き
トラックリスト 1. Duplo Falso Par 2. Festa dos Pssaros 3. Lendas Brasileiras 4. Alcachofra 5. Ningum Compreende 6. Alfama 7. Piquenique 8. Alpendre 9. Catavento e Girassol 10. Cano do Lobisomem 11. O Sonho
2024年10月20日発売 MARIA JOAO & ANDRE MEHMARI / ALGODAO |