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| 商品名： |
ムスタファ・カンドゥラル＆アンサンブル／ジャズ・ロマン（ＣＤ） |
| メーカー： |
サンビーニャ・インポート（Network Medien） |
| メーカー型番： |
NWSI-24071 |
| 価格： |
2,640円（税込） |
| [予約販売] |
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2023年6月25日発売新譜
〈中東のベニー・グッドマン〉ムスタファ・カンドゥラルの名を世界に知らしめた名作！
“中東のベニー・グッドマン”と呼ばれ、トルコのクラリネット奏者の中で最も有名な音楽家ムスタファ・カンドゥラル（1930-2020）が世界的に知られるようになった作品が、ドイツを代表するワールド・ミュージック・レーベル“Network Medien”が1992年に制作したこちらでした。
トルコ北西部コジェエリ出身のムスタファ・カンドゥラルは、最も有名なトルコのクラリネット奏者であると同時に最も優れた演奏家と言われていました。そんな彼はご多分に漏れずほとんどの伝統的なクラリネット奏者と同様ジプシーの出自を持っていて、世界的なヴィルトゥオーソとして驚異的な熟練度を持っていました。子供の頃よりプロの音楽家としてスタートし、ジプシーの伝統だけでなく、クラシックやポップス、ハルク（トルコ民謡）など、さまざまなジャンルを網羅する膨大なレパートリを演奏する能力を備えていて、彼はこれらすべてに対して即座に認識できるような演奏スタイルを持ち併せており、その即興性と破壊的なまでの高揚感、さらには特徴的なテクニカルトリック（特にスライドという一種の技法）をすべてのジャンルに適用することで、その存在感を誇示し続けることができました。そんな彼はトルコの多面的な音楽文化の架け橋としても知られ、かのジャズ・ジャイアントのひとりであるルイ・アームストロングは、カンドゥラルの演奏をイスタンブルで聴いた後、すぐに彼とのジャム・セッションを希望したという伝説もあるほどです。
そんな彼が1984年にドイツのケルン（��-�А砲汎韻犬�デュッセルドルフ（�┃�）で行ったライヴ録音を収録したのが本作でした。ここではカンドゥラルのクラリネットを中心にカーヌーン、ウード、ダルブッカ、ボンゴという楽器編成で演奏を行っています。そして取り上げているのは、イスタンブルに暮らす人なら誰もが知っているスタンダード・ナンバーばかりで、冒頭はペルシャ原産の“エオリアン・スケール”というマカームを用いた舞踏曲。さらに日本でもよく知られる「ウスクダラ」のインストゥルメンタルのほか、タクシームと呼ばれる即興演奏や、エスニックにアレンジされたジャズ風の楽曲などもここで聴かせてくれます。もちろん聴き所は、巧みな演奏で人々の心を鷲づかみしたムスタファ・カンドゥラルのクラリネット演奏で、エスニックなバック・ミュージシャンたちとの息の合ったアンサンブルを存分に楽しむことができます。
トルコ音楽ファンやジプシー音楽ファン、そしてベリーダンスを楽しむ方にもうってつけのBGMとなることをお約束いたします。
●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。日本語解説は同封しておりません。予めご了承ください。
トラックリスト
1. Nihavent longa
2. Uskudara gideriken (On His Way to Uskudar)
3. Nihavent oryental (makam Nihavent)
4. Taksim
5. Kandira karsilamasi (Kandira-Dance)
6. Hicaz taksimi (makam Hicaz)
7. Mastika
8. Caz roman
9. Collection of Dance Tunes
2023年6月25日発売
MUSTAFA KANDIRALI & ENSEMBLE / TURKEY:CAZ ROMAN |
