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商品名: |
カルロス・パレーデス/ギターラ・ポルトゥゲーザ(LP) |
メーカー: |
EDICOES VALENTIM DE CARVALHO(通常輸入盤) |
メーカー型番: |
SPOV-0094 |
価格: |
4,400円(税込) |
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ポルトガル音楽史を変えた孤高の名匠カルロス・パレーデス ギターラ・ポルトゥゲーザの真髄を刻んだ名盤が、待望の復刻!
ポルトガル音楽史に燦然と輝くギタリスト、カルロス・パレーデス(Carlos Paredes, 19252004)。リスボンの哀感を象徴するファドの伴奏家にとどまらず、ギターラ・ポルトゥゲーザ(いわゆるポルトガル・ギター)を独自の表現領域へと押し広げた孤高の存在でした。その比類なき音楽世界を刻んだ名盤が、ポルトガル最古のレーベル〈Valentim de Carvalho〉からこのたび復刻されます。 1967年に発表された初のソロLP『ギターラ・ポルトゥゲーザ』は、まさに衝撃的なデビュー作でした。パレーデスの音楽は、ポルトガルの大地と人々を映し出す「声」であり、技巧を誇示するのではなく、旋律の純度と明晰さを際立たせることで、聴き手に直接的な感動を与えます。代表曲「Verdes Anos」や「Fantasia」をはじめ、〈コインブラのギターラ〉に新しい地平を切り拓いた「Variaes em R Maior」など、すべてが国民的財産と呼ぶにふさわしい名演です。初めてその音を耳にしたアマリア・ロドリゲスが感涙し、言葉を失ったという逸話も伝わっています。 パレーデスは常に謙虚で、己を厳しく律した演奏家でした。しかし、その指先から紡がれる旋律は国境を越えて聴く者を揺さぶり、ソヴィエト連邦の音楽家たちをも魅了して招かれるに至りました。今回の復刻は、彼の芸術の原点を今に伝える貴重な機会であり、ポルトガル文化の精神を体現する歴史的記録として、大切に聴き継いでいただきたい作品です。
CARLOS PAREDES / GUITARRA PORTUGUESA |