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大物プロデューサーによる強烈なフィーメイル・ロック・アルバム
アイリーン・バーンズはデトロイト生まれの黒人女性シンガー/ギタリスト。幼いころは両親の仕事の関係でカリブの島々や中米の国々を転々とした彼女。そしてアメリカに戻りボストンの大学に入学した彼女は、なんと日本のKAKIZOME(お習字のこと?)を学んだのだとか。 そんなアイリーンの通算3枚目のアルバムとなる本作は、なんとBen HarperやGreen Dayを手掛けたJimmy Hoysonがプロデュースを担当。スライド・ギターが炸裂するサザン・ロックからジャジーなブルース、ラフなグランジ、そしておどろおどろしいサイケ・ロックまで、幅広いタイプの曲をアイリーンによるハスキーなヴォーカルとブルージーなテレキャスターを中心としたギター・サウンドで楽しませます。いまどきこんなオーセンティックなロック・アルバム、そうは有りません!
ILENE BARNES / YESTERDAY COMES |