商品名:
チャトゥエ/音楽の中の鼓動(CD)
メーカー:
ライス(Smithsonian Folkways)
メーカー型番:
FLR-32077
価格:
3,520円(税込)
[予約販売]
2026年2月15日発売新譜【米国ルーツ・ミュージックの老舗レーベル《Arhoolie Records》の人気盤】 吹き荒れる嵐のような怒涛のパーカッション・サウンド!民俗音楽〈ガリフーナ〉の真髄を聴かせるダイナマイト級の一枚! 西アフリカの祖先崇拝とアメリカ先住民のシャーマニズムの融合から誕生した〈ガリフーナ音楽〉。同音楽は、中央アメリカおよびカリブ諸島:セントビンセント・グレナディーン諸島に居住するアフリカ系先住民:ガリフーナ族によって生み出されました。ガリフーナ音楽は、2つ以上の太鼓(リード・ドラム:プリメーラ/カウンター・リズム:セグンド/バス・ドラム:テルセラなど)、シェイカー、そしてクラベスなどから叩き出される猛烈なビートと、コール・アンド・レスポンスによる快活な歌唱がその特徴。これには腰を素速く振って踊る激しいダンスが伴います。ガリフーナ族の人々にとって音楽は人生そのものでもあり、日常の喜怒哀楽は歌と踊りに昇華させるというのが昔ながらの慣し。そんなガリフーナ音楽は、現在も中央アメリカの一部の国:ベリーズ、ホンジュラス、グアテマラ、ニカラグアなどで大切に継承されており、2008年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。 今回ご紹介する音楽グループ〈チャトゥエ〉 は、そんなガリフーナ音楽をスペシャリティとしている9人組グループ。中央アメリカ東岸の国:ベリーズ出身のミュージシャンたちによって、1981年にロサンゼルスで結成されました。彼らは、ガリフーナ文化における言語/歴史/音楽の伝統継承・普及を標榜。故に、歌詞やパフォーマンスの中には、〈ガリフーナの歴史的背景〉や〈植民地主義との闘い〉といったテーマもしばしば登場します。結成以降、合衆国内でのワールド・ミュージック・フェスティヴァル出演を中心にパフォーマンスを繰り広げてきた彼らは、86年にファースト・アルバム『Ahmuti』をリリース。その後92年に本作をアーフーリー・レコードより発表しました。 本作は、祝典・祝祭の場で歌い踊られる〈プンタ〉や 、日々の喜び/友情/歴史/社会問題をはじめとする人々の生活が歌われた〈パランダ〉などを中心に収録。使用楽器は先述した太鼓類に加え、珍しい伝統民俗楽器:タートル・シェル(亀甲打楽器)なども使用。現役で活躍中のガリフーナ・バンドの多くはモダン化を目指し、シンセサイザー、ドラムセット、ドラムマシン、エレキギターなども導入していますが、チャトゥエは伝統に則ったプリミティヴな編成で演奏しています。とにかく圧倒されるのは、アルバム一枚を通じて鳴り響き続ける超ハイエナジーなパーカッション・サウンド。太鼓演奏に感じられる西アフリカ的なポリリズムの感覚や、ハイチのブードゥー音楽のような鮮烈でトランシーな歌唱スタイル、プエルトリコのプレーナやキューバのルンバ、そしてアフロ・カリブ特有の明るい爽やかさといった様々な要素が一つに溶け合い、聴く人を問答無用に踊らせます。民俗音楽ファン/ルーツ・ミュージック・ファンの方は、是非ご期待ください。 ●日本語解説/帯付き トラックリスト 1. That's How People Are 2. Heartbeat in the Music 3. Gumagarugu 4. We'll Come Back 5. Take It Easy 6. Poppy Pea 7. You've Got Too Many Houses 8. Play, Darling, Play 9. He's Frightened By His Debts 10. I Know What I Know/Play, Darling, PlayVIDEO 2026年2月15日発売 CHATUYE / HEARTBEAT IN THE MUSIC