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ピアノとのデュオによるドラマティックな一枚
歌手/ダンサー/ミュージシャン/作曲家のマリア・ケックは、セルビアで生まれハンガリーで育ち。その後10年間スペインに在住しており、現在はスロベニアを拠点に芸術活動を行っています。プロジェクトごとに異なる方向性を持つとのことですが、本作品からはフラメンコ、伝統的なジプシー音楽、ジャズの要素などが伺われます。ピアノの哀感あふれるリリカルな響きをバックに、彼女のやや低めでダークな歌声(りりィ的な)がエモーショナルに歌い上げる、そんな作品です。シンプルながらなんとも力強い一枚。
MARIA KECK / EX AURO (FEAT. TOMAZ PACNIK) |