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| 商品名: |
フランコ&TPOKジャズ/フランコフォニック 1980-1989(2CD) |
| メーカー: |
ライス(Stern's Africa) |
| メーカー型番: |
SAR-3446 |
| 価格: |
3,740円(税込) |
| [予約販売] |
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2026年3月29日発売新譜 《Stern’s Africa Archive Editions》 ルンバ・コンゴレーズの頂点、フランコ晩年決定盤が復活!
2000年代後半以降にイギリスのレーベル《Stern’s Africa》からリリースされた2枚組コンピレーション群を《Stern’s Africa Archive Editions》と銘打ち、廉価で復活するシリーズ。その重要ラインナップのひとつとして登場するのが、2009年に『フランコフォニック 第2集』のタイトルで発売された本作です。長年入手困難となっていた名編集盤が、価格を新たに再び市場へ戻ってきました。 ルンバ・コンゴレーズの歴史を語るうえで、フランコ(Franco Luambo Makiadi, 1938-89)と〈TPOKジャズ(Tout Puissant OK Jazz)〉は欠かせない存在です。1953年にOKジャズへ参加し、50年代にはコンゴ音楽の中心人物へと成長。独自のギター奏法と作曲法を確立し、キンシャサの都市文化と密接に結びつきながら、アフリカ全土に巨大な影響力を及ぼしました。本作は1980年から逝去直前の89年までを収めた“最終章”の集成です。53年のデビューから80年までを俯瞰した『フランコフォニック 第1集』(2008年リリース)はすでに販売終了となっており、二部作を完結形でご案内できないのは残念ですが、本作単体でも晩年の到達点を明確に示す決定盤となっています。 1953年にOKジャズへ参加して以来、フランコはギタリスト/作曲家/リーダーとして36年にわたり録音を重ねました。総録音数は1000曲を超えるとも言われ、その膨大なカタログはコンゴ近代音楽史そのものといっても過言ではありません。短いシングルに収まりきらなくなった70年代後半からは長尺LPへ移行し、物語性を帯びた構成を展開。80年代には、スローな歌唱部からテンポを上げ、最終的にギターが反復を繰り広げる〈セベネ〉へと至る構造がいっそう明確となり、反復が熱狂へと転化する瞬間を確実に生み出す集団芸が頂点に達しました。エレキ・ギターの印象的なモティーフ、軽快なハイハット、緊密な重唱。そこへ粗くも抗いがたいフランコの声が重なると、リンガラ語の響きは理屈を超えて身体を揺さぶる力へと変わります。ギター群がセベネを反復しながら加速し、緊張と解放を繰り返す――この構造的な快感こそが“全能”と称されたゆえんです。 80年代のフランコは、スキャンダルや政治との距離、噂や中傷に囲まれながらも、都市キンシャサの現実や男女の機微、社会の倫理観を歌に刻みました。寓意や言葉遊び(ンブワケラ)を駆使しながらも、ダンス音楽としての機能を失わない。その高度な両立こそが、彼を単なる人気楽団長ではなく国民的存在へと押し上げたのです。 そして本作の白眉は「マリオ」。長尺で言葉数も多いにもかかわらず、圧倒的なグルーヴが地域や言語の壁を越え、キャリア最大級のヒットとなりました。複層的な声部、ホーンとギターの絡み、80年代的なシャープさを帯びたサウンドは、伝統的ルンバとモダンな都市感覚の均衡を体現しています。そんなフランコの真価は、個性豊かな大所帯を束ねるリーダーシップにもありました。誰の曲であれ最終的に“OK”を出し、サウンドの方向性を決定する。その統率力が、彼不在時でさえ“フランコ風”の響きを保たせたのです。 なお本作にはケン・プラウンによる長編解説と貴重写真を備えた充実のブックレットと、オリジナル解説の日本語訳が付いています。80年代フランコの核心を最良の音質で提示する2枚組。コンゴ音楽の真髄を体感できる決定的編集盤です。
●日本語解説/帯付き
トラックリスト CD1 1. Tokoma Ba Camarade Pamba 2. Bina Na Ngai Na Respect 3. Sandoka 4. Princesse Kikou 5. Nostalgie 6. Cooperation
CD2 1. Suite Lettre No. 1 2. Missile 3. Pesa Position Na Yo 4. Kimpa Kisangameni 5. Mario 6. Testament Ya Bowule 7. Sadou
2026年3月29日発売 FRANCO & LE TPOK JAZZ / FRANCOPHONIC AFRICA'S GREATEST - A RETROSPECTIVE VOL.2:1980-1989 |