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1990年生まれの女性シンガー・ソングライター、フラウの2作目。2010年に配信リリースされ、昨年からCDとして流通開始しました。
全曲彼女自身の作詞作曲で、英語のアメリカのインディー・ロック/ポップスを彷彿とさせる英語詞曲と、アジア歌謡の要素を強く感じさせるヨナ抜き音階のインドネシア語曲が混在。それらをタッチの強いピアノで弾き語っていきます。全編ピアノと歌声だけなのにヴァラエティ豊かな印象のアルバムです。浮遊感のある不思議なコード感覚とハイトーンの美しい歌声は彼女がジョニ・ミッチェルやジョアンナ・ニューサム、レジーナ・スペクターに影響を受けていると聞けば頷けるもの。「空き缶から生えた植物」のフォトを全面にあしらった、お菓子の箱型の個性的なパッケージも素敵です。 |