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当時日本盤もリリースされていたアフロ・ポップの名作!
1990年の作品。当時ヴァケイションから日本盤がリリースされた作品でした。ギネア出身のウスマン・クヤテ(1950- )は当時サリフ・ケイタのバンドでギターを担当していたこともあって、アフロ・ポップ・シーンではかなり大きな注目を浴びていた音楽家。本作では盲目のフランス人音楽家ジャン・フィリップ・リキエルがプロデュース/アレンジ/プログラミングを担当するなど、鉄壁の布陣で臨んだ力作です。もちろん現在の耳で聞くとチープな部分もありますが、サウンド自体は非常にシャープに作られていて、アレンジにも過不足がなく実に心地良く感じます。そのあたりはジャン・フィリップ・リキエルの素晴らしい仕事ぶりと言えるでしょう。曲作りもとてもお洒落で、何とも都会的なアフロ・ポップ作品という印象です。
THE OUSMANE KOUYATE BAND / DOMBA |