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イタリアの豊かな音楽遺産は、60~70年代には一定のポピュラリティがあったにも関わらず、イタリア人自身にもあまり知られることなく、メディアやメジャーなレコード会社、一般市民にも冷遇されてきた。今日までイタリアの雑多な音楽文化が生き残ってきたのは、ローカルな単位でなされた仕事や、インディペンデント・レーベル、アーティスト自身のおかげだ。彼らは自国イタリアよりも外国での知名度があるのだ。このコンピレーションはさまざまなイタリアの地方をめぐる旅であり、イタリア文化を形作る、もしくは現在も形作っているさまざまな音楽のルーツの探索である。(ライナーより)
ダニエーレ・セーペ、バラバン、バンダ・イオニカほか収録。 |