ホーム
ホーム
ログイン
ログイン
新規登録
新規登録
カートの内容
カートの内容
お支払方法
お支払方法
法定表記
法定表記
個人情報保護
個人情報保護
いらっしゃいませ
ゲストさん

詳細検索
特売企画
商品分類
商品一覧
携帯サイトURL
商品分類一覧【近日発売予定の国内盤】ノー・ノー・ボーイ/エンパイア・エレクトリック(CD)
商品分類一覧その他/各国サンビーニャ・インポートノー・ノー・ボーイ/エンパイア・エレクトリック(CD)
商品分類一覧スミソニアン・フォークウェイズサンビーニャ・インポートノー・ノー・ボーイ/エンパイア・エレクトリック(CD)
ノー・ノー・ボーイ/エンパイア・エレクトリック(CD)
商品名:

ノー・ノー・ボーイ/エンパイア・エレクトリック(CD)

メーカー: サンビーニャ・インポート(Smithsonian Folkways)  
メーカー型番: FLSI-8109  
価格: 3,080円(税込)
[予約販売]     


このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年10月8日発売新譜
アジア人ディアスポラたちが抱える葛藤や矛盾を、親しみやすくも実験的なポップ・サウンドにのせて伝える

 〈歌う移民文化史学者〉こと、本作の主役であるイタリア+ヴェトナム系アメリカ人アーティスト/移民史研究家のジュリアン・サポリティは、ヴェトナム戦争終結、つまりサイゴン陥落の日に祖国から逃げ出したベトナム難民の親を持つ子供として、テネシー州ナッシュヴィルに育ちました。クレジットにある〈ノー・ノー・ボーイ〉とは、サポリティによる個人プロジェクト名であり、日系アメリカ人作家ジョン・オカダによる第二次世界大戦〜戦後の日系アメリカ人のリアルな生態を描き出した1957年刊行の小説『ノー・ノー・ボーイ』にちなんでつけられています。同プロジェクトが標榜しているのは、〈アジア系ディアスポラたちの歴史研究と伝承、そしてその歴史上に残された種々多様なサウンドの理論化〉。これを具現化すべく、フォーク・ポップ・サウンドに歴史の現場で採取した環境音、アーカイヴ音源などを溶け込ませ、ディアスポラたちの歴史物語を歌詞にして歌い上げてきました。今回はそんなノー・ノー・ボーイによる第三弾作品『エンパイア・エレクトリック』をご紹介いたします。
 本作の主役であるサポリティは、アメリカ屈指の名門私立大学:ブラウン大学(大学院)に進学。同大学院では第二次世界大戦時代の日系アメリカ人強制収容について研究していました。また音楽面については、バークリー音楽大学でジャズを専攻しています。そして卒業後、ロック・バンドでの活動を経たのち、個人的に進めていた移民史研究をベストな形で纏めるべく、〈歌う移民文化史学者〉へと転向。以降は〈ノー・ノー・ボーイ〉として、視覚/聴覚からの情報を効果的に利用したライヴ・ステージなどを中心に活動を展開させています。
 2021年、スミソニアン・フォークウェイズよりリリースしたデビュー・アルバム『1975』(ライス・レコード FLR-5570)は、サイゴン陥落(1975年)のために祖国を離れざるをえなかった米国在住のヴェトナム人ディアスポラ、およびアジア系アメリカ人たちの過去/現在がテーマ。フォーキーでメランコリックなアメリカーナ・サウンドをベースに、ディアスポラたちへのインタヴュー音源や、合衆国ワイオミング州、フランスの首都パリ、そしてヴェトナムのサイゴンで採取した環境音(廃墟化した日系人強制収容所跡地、戦争博物館の展覧品、古いバラック、収容所、有刺鉄線など)にエフェクト処理を施したサウンドを溶かし込み、過酷な時代を生き抜いたアジア系アメリカ人たちの過去、そして現在の物語を、一つの音楽作品として完成させました。この作品については〈キャッチーで優しく、何よりも親しみやすいフォーク・ポップ・サウンドと、アジア系ディアスポラたちが辿った悲惨な歴史が織りなす強烈なコントラスト〉が注目され、メディアより〈驚く程にパワフルかつ感動的なアルバム〉と高く評価されました。
 今回ご紹介する作品『エンパイア・エレクトリック』(実質3作目)は、アジア人ディアスポラたちの闘争とトラウマ、世代間のギャップなどがテーマ。サポリティならではの繊細な考察が歌詞化されました。そして前作同様、言葉以上に力強いストーリーテリングの力が、そのサウンドに宿ります。バンジョウやエレクトリック・ペダル・スティール・ギターなどによって奏でられるアメリカン・ルーツ・ミュージック風サウンド、琴(古筝)などの東洋楽器によって爪弾かれるアジア風の旋律、ギターとストリングスによるバロック風サウンド、そしてサポリティならではの甘美でメランコリックな歌声に重ねられたのは、東半球各地から集められた様々な音。ヴェトナムの単弦撥弦楽器:ダン・バウや、日本の琴/尺八、タムタムといった楽器の音、そして水のせせらぎや鳥のさえずりなどの環境音、戦時中のフィールド・レコーディング音源などに独自のエフェクト処理を施し、楽曲と一体化。今回も意味ある音が、ミルフィーユのように幾層にも重ねられていきました。本作も是非、ご期待ください!

●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。日本語解説は同封しておりません。予めご了承ください。

トラックリスト
1. The Onion Kings of Ontario!
2. Nashville
3. Mekong Baby
4. Western Empress of the Orient Sawmill
5. Jakarta
6. Nothing Left But You
7. Little Monk
8. Sayonara
9. Minidoka
10. 1603



2023年10月8日発売
NO-NO BOY / EMPIRE ELECTRIC
レンタルサーバーASJホスティングサービス