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商品名: |
ババ・コマンダント&ザ・マンディンゴ・バンド/ソンボンベラ(CD) |
メーカー: |
ライス(Sublime Frequencies) |
メーカー型番: |
AKR-3240 |
価格: |
3,520円(税込) |
[予約販売] |
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2023年10月8日発売新譜 ブルキナ・ファソのファンキー・グループのサード作が、いよいよCDでリリース!
東南アジアなどの辺境音楽の紹介のほか、貴重な資料を加えた豪華装丁のフィールド・レコーディング集など、マニアックな音楽ファンの期待に応える仕事ぶりに定評のあるアメリカのレーベル“Sublime Frequencies”が制作したセカンド作『シラ・バ・ケレ』(ライス AKR-8046)が日本でも好評だったブルキナ・ファソのグループ“ババ・コマンダント&ザ・マンディンゴ・バンド”。そのサード作は、すでにLPとして2022年11月にリリース済(サンビーニャ・インポート AKSI-50013)ですが、待望のCDヴァージョンが約10ヶ月遅れでいよいよ登場することになり、それにあわせて解説付きのライス・レコードとして正式に国内リリースすることにいたしました。 “ババ司令官”こと本グループのリーダー、ママドゥ・サヌ(1973年生まれ)を中心とした西アフリカの国ブルキナ・ファソ出身のアフロ・ファンク系グループ。歌手/演奏家/作曲家であるママドゥは、アフロビートの創始者フェラ・クティやジュジュ・ミュージックの王様キング・サニー・アデといったナイジェリア系の西アフリカ音楽に惹かれてキャリアをスタートさせました。その後ヴィクトル・デメやトゥレ・クンダ、ユッスー・ンドゥール、ピーター・ゲイブリエルといった大物たちと共演を重ねてゆき知名度を上げていった彼は、2015年に“Juguya”(Sublime Frequencies)という作品をババ・コマンダント名義でリリース。そこでは粗野ながら芯の太いサウンドで、アフロビート色の濃いアフロ・ファンクを楽しませてくれました。さらに2018年の後半に発表(日本では2020年発表)したセカンドが前作の『シラ・バ・ケレ』で、本来の力強いサウンドはそのままに、アレンジをソフィスティケイトさせ、より聴きやすさと親しみやすさを目指した佳作でした。 そして2022年の前半に本国ブルキナ・ファソで録音された彼らのサード作が本作で、これは2022年初頭に亡くなった同バンドのベーシスト、マッシンボ・タラナへ捧げられたものでもあります。マンディンゴの伝統音楽とアフロビートを融合させた彼らの持ち味はここでも健在で、さらに前作以上に洗練を極めたバンド・アンサンブルは、現在活躍する西アフリカのグループの中でも特筆すべきものへと進化しました。聴き所はママドゥ自身が弾くカマレ・ンゴーニや、メンバーが奏でるバラフォンといった西アフリカの伝統楽器の音色が加わったアフロ・グルーヴ、そして現在の西アフリカでもっとも偉大なギタリストのひとりイサーフ・ジャバテによる流れるようなソロ・プレイなど。加えてバンドの司令塔ママドゥによるファンキーなヴォーカルこそが、このグループにおける全てのエネルギーの源となっています。 20世紀半以降、現在にかけて常に進化し続けてきた西アフリカ大衆音楽のいまを象徴するアルバムと言えそうです。
●日本語解説/帯付き
トラックリスト 1. Chasser Les Sachets 2. Kameleba 3. Afro Mandingo 4. Semayala 5. Serejugu 6. Sonbanbela 7. Wariko
2023年10月8日発売 BABA COMMANDANT & THE MANDINGO BAND / SONBONBELA |