レイル・バンド/スンジャータ〜黄金時代のレイル・バンド 第1集(2CD) すべてのイメージを表示 価格:3,740円(税込) [予約販売]: メーカー型番:SAR-3445 メーカーURL:ライス(Stern's Africa) ツイート この商品について [問い合わせる] 説明 2026年3月29日再発売《Stern’s Africa Archive Editions》マリ最重要バンド《レイル・バンド》の豪華復刻盤がついに復活! 2000年代後半以降にイギリスのレーベル《Stern’s Africa》からリリースされた2枚組コンピレーション群を《Stern’s Africa Archive Editions》と銘打ち、廉価で復活するシリーズ。その重要ラインナップのひとつとして登場するのが、マリ音楽史を決定づけた伝説の国営ダンス・バンド〈レイル・バンド〉の初期黄金期を集成した本作『スンジャータ〜黄金時代のレイル・バンド 第1集』です。 西アフリカ屈指の音楽大国マリ。そのポピュラー音楽の形成において、レイル・バンドの存在は欠かせません。サリフ・ケイタ(Salif Keita)やモリ・カンテ(Mory Kant)がここから羽ばたいたことは広く知られていますが、彼らの“出発点”にとどまらず、都市マリ音楽の実験室として機能していた点こそが本質的な意義でしょう。レイル・バンドは、独立後のマリ国営鉄道がバマコ駅隣接の〈ビュフェ・ホテル・ド・ラ・ガール〉で演奏させるために組織した国営バンドでした。1968年の政変後、各国のビジネスマンが流入したバマコではナイトライフが活況を呈し、駅長の要請を受けたジャズ愛好家ティジャニ・コネ(Tidjani Kon)がバンドを結成します。伝統と都市の熱気が交差する場で、新しいマリの音楽が形をとっていったのです。 そして1970年7月、ティジャニはニジェール川の土手でギターを爪弾きながら歌っていた白子(アルビノ)の青年サリフ・ケイタをマイク前へ導きました。名家の姓を持つ彼にとって“金のために歌う”ことは葛藤を伴う行為で、当初は固辞したと伝えられます。初舞台では顔をタオルで覆っていたという逸話も残りますが、その歌声は瞬く間に聴衆を魅了しました。こうして誕生した“モダン・フォークロア”は、グリオーの叙事詩的伝統を電化されたアンサンブルで再構築する試みであり、独立国家マリの文化的アイデンティティを象徴するサウンドでもありました。 本作が収める1970〜83年は、マリの録音文化がまだ外部の商業的潮流に包摂される以前の時代です。レイル・バンドは、マンディンゴ/バンバラの伝統(グリオーの叙事詩や古い旋律)を核に、ポップ、ロック、アフロビート、さらにはコンゴレーズ・ルンバの要素を取り込みながら更新を重ねました。バラフォンやホーン隊を含む拡張された編成は、都市的洗練と伝統的旋律美を併せ持つ独自の音像を築き上げていきます。 中心にあるのは、13世紀の英雄スンジャータを讃える歌の系譜。サリフはこの叙事詩的レパートリに新たな息吹を与え、“マンディンゴ古典主義”と呼ばれる様式を確立します。モリ・カンテ加入後はバラフォンを含む編成が拡充し、より大胆な融合へと歩みを進めました。本盤はその最初の13年間を俯瞰する2枚組。シングル中心だった時代の貴重音源も収め、創成期から変容までを立体的にたどる構成です。カーストの壁を越えて多様な歌い手を迎え入れたこのバンドの歩みは、独立後マリが掲げた文化的理想の実践でもあり、同時に西アフリカ都市音楽の礎を築いた軌跡でもありました。 アフリカ都市音楽の原点を刻んだ、必携の名復刻盤、待望の再登場。まだお持ちでない方は、ぜひこの機会にお求めください。●日本語解説/帯付きトラックリストCD11. Soundiata (L'exil)2. Maliyo3. Sunjata4. Armee MaliCD21. Duga (Bambara Version)2. Mali Cebalenw3. Armee Malienne4. Fankante Dankele5. Armee Mali6. Soundjata (New Version)7. Mali Tebaga Mogoma2026年3月29日発売RAIL BAND / BELLE EPOQUE VOL.1