Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

東欧の伝承と電子音が交錯する、催眠的バルカン・グルーヴ！

　ルーマニア・ブカレストを拠点に活動するデュオ、バルカン・タクシームがセカンド・アルバムを発表。2021年の『ディスコ・テレグラフ』（ライス BDR-6053）で鮮烈なデビューを飾った彼らは、バルカン各地の伝承音楽を現代的な視点で再構築する試みで注目を集めてきました。本作では、カルパチアの農民歌や旧ユーゴ圏を経由したトルコ民謡を題材に、オスマンのタンブールやルーマニアのコブザ、タンブリッツァ属の楽器に、歪んだエレクトロ・サズやベース、シンセ、テルミン、サンプリング音源を重ね合わせた独自のミクスチュア・サウンドを展開。ルーマニア語やセルビア＝クロアチア語の歌唱とインストゥルメンタルが交錯し、土着性と未来性をあわせ持つ独自の音世界を描きます。伝統と電子が催眠的に絡み合う全８曲、ダンスと瞑想を誘う異色の作品です。国内発売予定ですが、まずは輸入盤でご紹介しておきます。

BALKAN TAKSIM / ACIDE BALKANIQUE