アフリカン・ヴァーチュオージス/ギニアのギター・グループ(CD) すべてのイメージを表示 価格:3,520円(税込) [予約販売]: メーカー型番:SAR-32100 メーカーURL:ライス(Stern's Africa) ツイート この商品について [問い合わせる] 説明 2026年6月14日発売新譜《Stern’s Africa Archive Editions》これが西アフリカの音? 軽やかにきらめくギター・アンサンブルの魅力!! キューバ? スパニッシュ? あるいはハワイアン? そんな印象すら呼び起こす不思議な響きのギター・ミュージックが、西アフリカのギニアに存在していました。本作は、その独自のスタイルを体現したアフリカン・ヴァーチュオーシズ(African Virtuoses)による貴重な音源集です。 ギニアという国からは、ベンベヤ・ジャズ・ナショナルに代表されるアフロ・キューバン系ビッグ・バンドや、グリオーの伝統に根ざした声楽中心の音楽が広く知られています。しかし本作で聴けるのは、それらとは異なるもうひとつの潮流です。フォークロアを基盤としながら複数のアコースティック・ギターを軸に据えたインストゥルメンタル・アンサンブルで、ギニア音楽の中でも特異な位置を占める存在です。 その中心にいるのが、ギニアのギター音楽の草分け的存在とされるパパ・ジャバテ(Papa Diabat)とその兄弟たちです。彼は単音を軸に旋律を展開する独自の奏法を確立し、後のエレクトリック・ギタリストたちにも影響を与えました。当時の政治体制と距離を置いていたこともあり、商業録音は多く残されていません。本作に収められた長尺のデュオ演奏は、その貴重な記録のひとつとしても注目されます。 演奏の核となるのは、セク・“ドクトゥール”・ジャバテ(Sekou “Docteur” Diabat)やアブドゥライ・ジャバテ(Abdoulaye Diabat)らジャバテ兄弟を中心としたギター・アンサンブルです。さらにセク・クヤテ(Sekou Kouyat)らが加わり、リズム面でも奥行きを生み出しています。リードと伴奏が絶えず入れ替わりながら旋律が重なり合い、緻密でありながら軽やかな音の流れを形成します。コラなどの弦楽器も交えた編成は、西アフリカの器楽アンサンブルの感覚を色濃く残しています。 音楽的にはアフロ・キューバン的な要素を背景に持ちながらも、西アフリカ固有のリズムや旋律感覚、さらに流麗なギター・フレージングが交錯するのが特徴です。収録曲はいずれも伝承曲や伝統的レパートリをもとにしており、シンプルな構造の中でギターが自在に装飾を施し、しなやかなグルーヴを生み出します。終盤にはパパ・ジャバテによる長尺のデュオ演奏も収められ、ギター音楽の原点ともいえる世界が提示されます。 本作は1970年から80年代初頭にかけて録音された音源をもとに構成され、2007年に英Stern’sよりリリースされたものです。ライス・レコードとしては久々の紹介となる今回の再発により、ギニア音楽の中でも見過ごされがちだった“ギター・アンサンブル”という側面にあらためて光が当てられます。録音年代を感じさせる部分はありつつも、現在のリスニング環境でも十分に楽しめる内容となっています。 明るく伸びやかで、どこか涼やかな余韻を残すギターの響き。西アフリカ音楽のイメージをやわらかく更新してくれるこの作品は、ジャンルを越えて楽しめる魅力を備えています。カタログの中でもひときわ異彩を放つ一枚として、あらためて手に取っていただきたい作品です。●日本語解説/帯付きトラックリスト1. Nanibali2. Kankan Diarabi3. Wouloukoro4. Hafia5. Dembati Galant6. Madame Nana7. Toubaka8. N'fa9. Ballade Sur La Lagune10. Solo Virtuose2026年6月14日発売AFRICAN VIRTUOSES / THE CLASSIC GUINEAN GUITAR GROUP