Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　ボサ・ノーヴァの創始者アントニオ・カルロス・ジョビン。そのジョビンがどのようにボサ・ノーヴァを生み出したのか、彼の成長の過程を追いながら、その生誕の秘密を探る目的で作られた編集盤だ。
　作曲家としてデビューした直後の1953年から、サンバ・カンソーンの若手作曲家として認められた56年までの作品を収録。しかも発売された順番通りに収録されているのが嬉しい。ビリー・ブランコ、ドローレス・ドゥラーン、ルイス・ボンファー、ネウトン・メンドンサ、そしてヴィニシウス・ジ・モラエスらと出会いながら、ジョビンの楽曲がボサ・ノーヴァへと変化していく様がハッキリ伝わってくる。まさにボサ・ノーヴァ誕生前夜のドキュメントといった趣きだ。