Office Sambinha ― オフィス・サンビーニャ

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説明

　インド洋の島々の音楽の中で、パーカッション系の音楽をお好きな方にぜひお勧めしたいのが、レユニオン島の特産音楽マロヤだ。いま一番元気なアフリカ系の音楽でもある。
　ダニエル・ワロは、<マロヤの王様>グランムン・レレ亡き後、現代マロヤの最重要人物と目される歌手／グループ・リーダー。パーカッションだけを伴奏に歌うスタイルは伝統を踏襲。しかし、そこによりシャープな音楽性を感じさせるのがワロの特徴だ。本作は１９９９年に発表された、彼のいまのところの最高傑作。すばらしい打楽器アンサンブルに加えて、ワロ自身のヴォーカルも力強く、なによりコーラスを含むグループの演奏に勢いを感じさせるのが魅力。まさに現代マロヤの決定版と言える一枚だ。