ジョン・リトルジョン／スライディン・ホーム（ＣＤ） すべてのイメージを表示 価格：3,520円（税込） [予約販売]： メーカー型番：FLR-32075 メーカーURL：ライス（Smithsonian Folkways） ツイート この商品について [問い合わせる] 説明 2026年1月25日発売新譜米国ルーツ・ミュージックの老舗レーベル《Arhoolie Records》の人気盤〈エルモア・ジェイムズの再来〉と言われたスライド・ギターの名手：ジョン・リトルジョンによる超人気盤！ 1930年代を黎明期とし1950年代に大きく花開いた〈シカゴ・ブルース〉。合衆国北部イリノイ州シカゴで大きく発展していった同スタイルは、南部ブルースマンたちがより高い収入を見込むことができる北部工業都市シカゴへと一斉に移動したことがきっかけとなり誕生しました。このシカゴ・ブルースとは、デルタ・ブルースで使用されていたアクースティック・ギターをエレクトリック・ギターに持ち替え、電気増幅したバンド形態（エレクトリック・ギター／ベース、アンプで音を増幅したハーモニカ／ピアノ／ドラムなど）へと変化発展させた演奏スタイルのことを指します。その刺激的なエレクトリック・バンド・サウンドや凄みのあるヴォーカル・スタイルは、その後1960年代から登場するローリング・ストーンズやエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジという３大ギタリストも在籍したヤードバーズなど、英米白人系ロック・バンドたちにも多大な影響を与えました。 今回ご紹介するミシシッピ州レイク出身のエレクトリック・ブルース・スライド・ギタリスト：〈ジョン・リトルジョン〉ことジョン・ウェズリー・ファンチェス（1931-94）は、南部ミシシッピ州北部地域のブルースマンたちにとって必須技能の一つとなっていた〈スライドギター〉の伝統継承者の一人。スライドギターならではの伸びやかな響きや疾走感あふれるサウンドを、大都会シカゴの地において刺激的かつ豪快なエレクトリック・ブルース・サウンドに変換させ、大きな人気を博したブルースマンです。 ジョンがブルースに開眼したのは11歳の時。父親がギャンブルで獲得したギターを盗み弾いては、ラジオから聴こえてくるブルース・ナンバーに耳を澄ますなどし、まさにブルース漬けの日々を過ごしました。その後、生活のために15歳で家を出た彼は、氷運搬トラックの運転手、さくらんぼの収穫、建設会社のブルドーザー運転手、ガソリンスタンドの給油係など様々な職を経験しつつ北米広範囲を放浪。そして1951年、戦後の好景気に盛り上がりを見せ始めた大都市シカゴに到着します。そこで彼は、エレクトリック・ギター、アンプ、そしてマイクなどの機材を買い集め、仲間たちと共にバンドを結成。ジョンの鋭敏かつ豪快なスライドギター演奏は瞬く間に評判となり、結成からまもなくして、人気ナイトクラブ〈クラブ99〉で定期的なパフォーマンスを行う契約を交わしました。 その後はシカゴのブルース・サーキットなどで活躍しつつ、ハウリン・ウルフとも共演。1968年代にはアーフーリー・レコードより本アルバムをリリースしますが、この作品によって、彼の〈シカゴ屈指のブルースマン〉としての地位がしっかりと確立されることとなりました。ちなみに本作は、彼が残した唯一のリーダー作。プロデュースを手掛けたのは、〈戦後ブルースとロックの父〉ことウィリー・ディクスン（1915-92）、そしてアーフーリー・レコード社長：クリス・ストラクウィッツです。クリス・ストラクウィッツ曰く、「ジョンの鋭いギター演奏と剛健なブルース・ヴォーカル、そしてそれを支える力強いリズム・セクションから生み出されたこの作品は、私がこれまで制作に関わってきた中でも最高のブルース・アルバムの一つとなっている」とのこと。収録はジョンのオリジナルに加え、ウィリー・ディクスン作の名曲（� 法△修靴謄屮襦璽后Ε侫．鵝織蹈奪�・ファンの方々にもお馴染みのエルモア・ジェイムズの人気ナンバー（��）ほか全12曲。クリス・ストラクウィッツの言葉通り、シカゴ・ブルースの旨味がたっぷりとつまった、極上の一枚です。是非お楽しみに！●日本語解説／帯付き トラックリスト1. What in the World You Goin' to Do2. Treat Me Wrong3. Catfish Blues4. Kiddeo5. Slidin' Home6. Dream7. Reelin' and Rockin'8. Been Around the World9. How Much More Long10. Shake Your Money Maker11. I'm Tired12. Nowhere to Lay My Head2026年1月25日発売JOHN LITTLEJOHN / SLIDIN' HOME