ウディ・ガスリー/ダストボウル・バラッズ(CD-R) すべてのイメージを表示 価格:3,630円(税込) [予約販売]: メーカー型番:FLR-33068 メーカーURL:ライス(Smithsonian Folkways) ツイート この商品について [問い合わせる] 説明 2026年9月27日発売新譜抵抗の歌はここから始まった!ディランが憧れ、スプリングスティーンが継承した〈プロテスト・フォークの聖典〉 〈アメリカン・フォークの父〉ことウディ・ガスリー(1912-67)は、プロテスト・ソングの先駆者としても知られます。1930年代、ウディは大恐慌や大砂嵐(ダストボウル)という未曾有の危機に見舞われたのアメリカを放浪。その旅の生活の中で、労働者や弱者の視点に立った歌を歌い続けました。 今回ご紹介するのは、そんな彼のキャリアを代表する名盤『ダストボウル・バラッズ』です(※オリジナルは1940年、Victor Talking Machine CompanyよりSP盤でリリース。本作はフォークウェイズによる1964年リイシュー盤です)。ウディに心酔していた若き日のボブ・ディランは、本作の歌い方やストーリーテリングを完全に吸収した上で、自身のキャリアをスタートさせました。また、本作きっての大作「Tom Joad」に深い感銘を受けたブルース・スプリングスティーンは、現代の格差社会を歌った作品『The Ghost of Tom Joad(トム・ジョードの亡霊)』を1995年に制作しています。このように、多くのフォーク/ロック・レジェンドたちを魅了してきた本作は、〈フォーク・ミュージックのバイブル〉として、今も多くの音楽ファンに愛されています。 本作のタイトルにある〈ダストボウル〉とは、1931年から1939年にかけてアメリカ中西部のグレートプレーンズで起きた、大規模な砂嵐による深刻な環境災害のこと。これによってテキサス、アーカンソー、オクラホマ州地域で農業崩壊が引き起こされ、人々は離農を余儀なくされました。結果、およそ350万人の人々が、新たな職を得るためにカリフォルニアをはじめとした西海岸地域への移住を選択。しかし楽園であるはずの移住先では、不当な差別や貧困などによって大変に苦しむこととなりました。ダストボウルによって人々にもたらされた苦難の物語は、小説家:ジョン・スタインベックが1939年に発表した近代アメリカ文学の最高峰『怒りの葡萄』でも、克明に描かれています。 1940年に録音された本作は、〈1930年代のダストボウル。それに翻弄された人々の苦難、そして移住〉という一つの明確なテーマに沿って制作された、ポピュラー音楽界最初期の〈コンセプト・アルバム〉。オクラホマからカリフォルニアへと渡った移民労働者としてのウディ自身の体験を、ユーモア、皮肉、そして強い怒りを交えながら歌った本作は、『怒りの葡萄』の音楽版とも評されています。 演奏スタイルについては装飾を一切排除。アクースティック・ギター、ヴォーカル、ハーモニカによるシンプルな弾き語りスタイルがとられており、また、ウディの代名詞でもある〈トーキング・ブルース(しゃべるように歌う歌唱スタイル)〉の手法が多用されています。 収録曲は、〈黒い日曜日(Black Sunday)〉と呼ばれる史上最悪の砂嵐の1日を克明に記録した「The Great Dust Storm」、〈金がなければ州境で警官に追い返される〉と移民たちに向けて警告する「Do Re Mi」、『怒りの葡萄』の主人公:トム・ジョードの過酷な生涯を丸ごと一曲に凝縮させた「Tom Joad」、〈金持ちは泥棒のように金を奪い、労働者は家を失う。俺にはもうこの世に家なんてない〉と歌うプロテスト・ソング「I Ain't Got No Home In This World Anymore」ほか、全11曲。ポピュラー音楽史を塗り替えた伝説のシンガーソングライターによる入魂の名作です。●日本語解説/帯付きトラックリスト1. Talking Dust Bowl2. I'm Blowing Down3. Do Re Mi4. Dust Cain't Kill Me5. Tom Joad6. The Great Dust Storm7. Dusty Old Dust8. Dust Bowl Refugee9. Dust Pneumonia Blues10. I Ain't Got No Home in This World Anymore11. Vigilante Man2026年9月27日発売WOODY GUTHRIE / DUST BOWL BALLADS