キューバ歌謡フィーリンの名盤、ついに復活!
ブラジルで言えばボサノーヴァにあたるような音楽の流れ、キューバのモダーンな歌謡音楽である“フィーリン”の記念すべき最初のアルバムとして、渋谷エル・スール・レコーズがリリースし、大好評を得た名作CDが、ついに復活することになりました。
しかもお値段がグッと下がって、お求めやすい価格での再発です。
最初の発売時にも話題になったように、ホセー・アントニオ・メンデスは、ブラジルで言えばアントニオ・カルロス・ジョビンとジョアン・ジルベルトをあわせたような存在。自ら作曲し、ギターを弾き語り、フィーリンという音楽の流れを生み出しました。現在も活躍するオマーラ・ポルトゥオンドは、もともとそのフィーリンの女性歌手としてホセー・アントニオ・メンデスのグループで歌っていました。いわば、前世紀の半頃、キューバに起こった新しい歌謡音楽のリーダー的存在とも言えるのがこのホセー・アントニオ・メンデスでした。
本CDは50年代半ばにメキシコで録音された彼の最初のアルバムを中心に、同時期の貴重なライヴ音源も追加した内容。もちろんすべて世界初CD化でした。新しい音楽フィーリンがまさに産声を上げた瞬間のウイウイしさをたっぷり感じられる1枚です。
この春はフィーリンで幕を明けることになりそうです。
トラックリスト
1. 至福なる君
2. 錯乱
3. 最愛の女性
4. 今を生きなければ
5. わたしの愛する人よ
6. もっと苦しみさい
7. 1000の苦しみ
8. わたしの最高の歌
9. 日暮れ
10. 謎
11. 静けさ
12. あなたはわたしを忘れる
13. 至福なる君
14. 臆病者たち
15. わたしの最高の歌
16. 決心しておくれ
17. できることなら
18. 至高の愛
19. あなたがわたしをわかってくれたなら