音楽の壁を突き崩すイスラエルの奇才が待望の第2弾をリリース!!
常に諍いの火種となる中東のユダヤ人国家イスラエル。最近もイスラーム原理主義組織ハマスとの空爆で多数の死傷者を出すなど、相変わらず血生臭いニュースが伝えられています。そんなイスラエルにおいて<最高のポップ・アーティスト>として賞賛の嵐がやまないのが、キーボーディスト/作曲家/プロデューサーのイダン・レイチェル(現地の発音ではイダン・レイヒェル)です。弊社からは2007年に世界デビュー盤『ジ・イダン・レイチェル・プロジェクト』(ライス
CBR-336)をリリースし大きな反響を呼びましたが、さらにスケールアップした新作を携え“イスラエル・ポップスの貴公子”が再び降臨しました!
1977年にイスラエルのクファル・サバという町で生まれたイダン・レイチェルは、ジプシー音楽やタンゴなどから流れてくるアコーディオンの音色に魅せられ音楽に興味を持ち、その後楽器をキーボードに持ち替えジャズなどを演奏するようになりました。22歳のとき、まずは歌手のバック・ミュージシャンとしてプロ活動を開始。その後様々な国や地域の音楽家たちが参加したユニット“イダン・レイチェル・プロジェクト”を立ち上げ自主制作を始めました。そのデモテープが地元レーベルの目にとまって2002年にはアルバム・デビューを果たし、その後もヒット作を連発。四国ほどの国土しかないイスラエルにおいて、これまでに25万枚以上ものアルバム・セールスを記録してきました。
そんな彼(ら)の世界市場向けアルバムの第2弾が本作です。制作に数年間を費やしたという本作は、前作以上に国際色豊かな内容となりました。これはイダン自身が世界中をコンサート・ツアーで回りながら、ホテルやコンサート会場の楽屋などに録音機材を持ち込み、各国の人気歌手らとレコーディング・セッションを重ねながら作ったもの。セッションにはコロンビア生まれの人気SSWマルタ・ゴメスをはじめ、VIVOより日本盤も出ているカーボ・ヴェルデの歌姫マイラ・アンドラーデ、ウガンダ人とルワンダ人の血を引くソウル歌手ソミなど、世界のトップ・アーティストらが多数参加。歌われている言語もヘブライ語、アラビア語、スペイン語、カーボ・ヴェルディアン・クレオール語、スワヒリ語と多言語が飛び交います。さらに今作ではイダン自身がメイン・ヴォーカルを務める曲もグッと増え、実にポップでヴァラエティ溢れるサウンドに仕上がりました。
目映いばかりの才能とカリスマ性を持つ奇才音楽家イダン・レイチェル。そんな中東の類い希なタレントに再び大きな注目が集まりそうです。