ブラジル音楽の100年の歴史を貴重なラジオ・ライヴ音源で振り返る!
とんでもないアルバムが登場しました。リオ・デ・ジャネイロの歴史的ラジオ番組「ブラジル大衆音楽の100年」に残された音源を復刻。しかも、そのすべてを集大成してボックス・セットにまとめてくれました(2枚組4セット)。LP時代には70年後半にテイプカール(タペカール)が配給。でも、そのとき日本にはほとんど入荷しませんでした。
内容はタイトルにある通り、ブラジル大衆音楽の100年の歴史を振り返ったもの。第1集には19世紀のショーロやルンドゥー、セレナータ、2集にはサンバ創世の時代の名曲たち。第3集にはサンバの黄金期の音源が並び、4集にはバイオーンなど、より多彩になったブラジル音楽を表現します。
そんな調子で物語はMPBとサンバの全盛期である70年代まで続くわけですが、さらにすばらしいのは、アルタミーロ・カリーリョらショーロのベテランはもちろん、ドリス・モンテイロらボサ世代の歌手たち、さらにはカルトーラ! エルザ・ソアーレス、ベッチ・カルヴァーリョ、パウリーニョ・ダ・ヴィオーラなど、当時のスターたちもこぞって出演している点です。しかも、それぞれのアルバムには収録されていないラジオ用ライヴ音源で楽しめるわけですから、ファンはたまりません。
当時は8枚のLPで発売されましたが、今回はそれをCDに置き換えて復刻。貴重な写真が満載されたジャケット写真なども復刻されている模様です。
ブラジル音楽ファンなら、ぜひ手にしていただきたい秀逸ボックス・アルバムです。
●[サンビーニャ・インポート]は弊社がお勧めする輸入盤をお客様にリーズナブルな価格で提供する事を目的にしたシリーズです。
●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。
●低価格を実現させるため、日本語解説は本シリーズには同封いたしません。予めご了承ください。