南アフリカの“声”と呼ばれる人気シンガー・ソングライター
タジ・マハールのプロデュースによる最新作が満を持して国内発売!
“THE VOICE”の愛称で親しまれている南アフリカ出身の黒人男性シンガー・ソングライター、ヴシ・マハラセラ(マーラセラ)が、前作『ガイディング・スター』(サンビーニャ
TS-7057)以来、約5年ぶりとなる世界配給盤をリリースしました。
ヴシ・マハラセラは1965年に南アフリカのレイディ・セルボルネという街で生まれました。御存知の通りその頃の南アフリカは悪名高きアパルトヘイト(人種隔離政策)がとられていた時代。ご多分に漏れず彼もタウンシップと呼ばれる黒人居住区で暮らしていました。幼い頃から音楽に興味を持ち始めた彼でしたが、楽器を買うお金が無かったので、最初はスズと釣り糸を使って自作のギターを作ったのだそうです。そして10代になると作詞・作曲も始めた彼でしたが、同時にアパルトヘイトに反対する同世代の若者たちと共に政治的な運動も行うようになりました。
そんな彼は1991年にアルバム『When You Come Back』でデビュー。そしてアパルトヘイトが終わった94年にはネルソン・マンデーラ大統領の就任式典でパフォーマンスを披露するなど、南アを代表する黒人音楽家として広く知られるようになりました。その模様は欧米でも紹介されて大きな知名度を獲得、また最近では日本のテレビCMで取り上げられていた『プレイング・フォー・チェンジ』に参加(「One
Love」「Stand By Me」のカヴァーなど)しており、注目度も高まってきております。さらにティナリウェンやジョシュ・グローバンをはじめとする数々の有名アーティストらと共演も果たすなど、その活躍は多岐に及んでいます。
そんな彼の最新作では、アメリカのルーツ系音楽だけでなくレゲエやカリプソ、さらにはアフリカ音楽まで、世界の多彩な音楽を取り上げてきたことで知られる才人タジ・マハールがプロデュースを担当。アフリカ全体の平和の願いを込めた歌をうたうヴシのパワフルかつウォーミーな歌声に、深みと広がりを加えてくれました。サウンドはもちろんアクースティック中心で、ンブーベと呼ばれる南アのコーラス音楽の要素などを加えながら、厚みのあるアレンジを聞かせます。曲によってはタジがヴォーカルでフィーチャーされているほか、先日『スピリット・ライジング』(ライス
WRR-23050)をリリースしたばかりのアンジェリク・キジョも参加し、ヴシとともにその素晴らしいヴォーカルを聞かせてくれます。
今のアフリカを代表する“声”がたっぷりと聞ける本作は、作り込まれたアフロポップが楽しめる久々の意欲作と言えそうです。
公式HPはこちら
トラックリスト
1. Say Africa
2. Woza
3. Ro Yo Tshela Kae
4. Conjecture of the Hour
5. Umalume
6. Mokalanyane
7. In Anyway (f. Taj Mahal)
8. Ode to Lesego
9. Vezubuhle
10. Nakupenda Africa (f. Angelique Kidjo)
11. Korodi
12. Ba Kae?
13. Naka Mokhura
14. Ntate Mandela