琴と二胡による新たな出会い…
日本と中国の腕利き演奏家二人による華麗なコラボレイション
4年ほど前に弊社より発売した『サイ=コ〜彩鼓』(サンビーニャ
TS-7076)が話題となった日本人箏(そう)奏者みやざきみえこが、またまた意欲的な新作を発表してくれました。今度は中国を代表する弦楽器二胡とのコラボレイション作品でした。
みやざきみえこは9歳より箏(一般的には琴と同じ楽器と認識されている)の演奏をはじめ、東京芸大で日本の伝統音楽を学んだ後に、箏や三味線の演奏家としてテレビ、ラジオなどにも数多く登場して演奏を披露する一方、作曲家としても広く活躍してきました。そんな彼女が渡仏しヴァイオリン奏者マニュエル・ソランズと知り合ったことがキッカケで結成されたのが、『サイ=コ〜彩鼓』の名義であったトリオみやざきでした。その後地中海に浮かぶコルシカ島の伝統的なポリフォニー・コーラスのグループ“ヴォッチェ・ヴェントゥ”とのコラボ・アルバム『テッシ・テッシ』(DAQUI)を2010年に発表した彼女が新たに選んだ相手役が、もっとも中国らしさを表現する擦弦楽器二胡の名プレイヤー、グオ・ガンでした。彼は中国東北部の瀋陽(シェンヤン)の生まれで、偉大な二胡演奏家だった父から教えを受けて育ちました。そして音楽学校卒業後にフランスに渡り、以後ヨーロッパで中国音楽を広める活動を行ってきました。
そんな二人がフランスで出会い結成したのがこのユニットでした。同じ東アジア地域にありながら、日本と中国は近いようで遠い関係にありますが、ここではこの二人がそんな両国間の架け橋となって音楽的ルーツを模索する試みを行っています。ここで取り上げているのは、本作のために作られたオリジナル曲のほか、ジャズのスタンダードとしても知られる「枯れ葉」、フランスが生んだ偉大な作曲家ドビュッシーの「アラベスク
第一番」「亜麻色の髪の乙女」などの多彩なレパートリ。それらを主に箏の伴奏で二胡が主旋律を弾きますが、時にみやざきの歌声や箏のソロなども聞かせてくれるなど、二人はまるでジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペリのような見事なコンビネイションで楽しませてくれます。
なお本作には英文/仏文による詳しい解説が付いており、さらに深くこの音楽や二人の音楽家について知ることができます。
●[サンビーニャ・インポート]は弊社がお勧めする輸入盤をお客様にリーズナブルな価格で提供する事を目的にしたシリーズです。
●日本語による説明をつけた帯を商品に添付して発送いたします。
●低価格を実現させるため、日本語解説は本シリーズには同封いたしません。予めご了承ください。