ア−ティスト
ファトゥマタ・ジャワラ
タイトル
ファトゥ
オ−ダ−番号
WCR-23038
定価(税込)
2,415円
         

なんとジョン・ポール・ジョーンズ(Led Zeppelin)も参加!
マリの超大型新人女性歌手がワールド・サーキットより世界デビュー!

マリ音楽にとってもっとも重要で面白い才能が誕生した!-------ウム・サンガレ

 ヨーロッパで最も大きな影響力を誇るワールド・ミュージック・レーベルといえば、イギリスのワールド・サーキット。これまでブエナ・ビスタ関連作をはじめ、アリー・ファルカ・トゥーレ、トゥマニ・ジャバテといった才能あるアフリカ人音楽家を発掘してきた同レーベルが今回送り出すのは、マリの超大型新人女性歌手ファトゥマタ・ジャワラの世界デビュー作です。
 ファトゥマタは西アフリカの国マリのワスル地方出身の両親のもと、1982年にコート・ディヴォワールで生まれました。幼いころより父のダンス・トゥループに踊り子として参加し芸能活動をスタートさせた彼女は、12歳のときマリのバマコへと移って女優であった叔母のもとで暮らすようになり、17歳のころには彼女自身も女優としてデビューを果たします。その後パリに渡り演劇を続けた彼女でしたが、次第に音楽の世界に目覚めてゆくようになり、パリのクラブやカフェで歌を披露するようになりました。そしてマリ人音楽家シェイク・ティジャン・セックの目にとまった彼女は、マリの大物歌手ウム・サンガレやアメリカのジャズ歌手ディー・ディー・ブリッジウォーターのプロジェクトに参加、そこでバック・ダンサーやヴォーカリストとして彼女たちをサポートしました。その後作曲にも目覚めた彼女は、ギターを持って曲を作るようになってゆきました。
 そしてワールド・サーキットから昨年出たシェイク・ローの『ジャム』(WCR-23013)、『アフロキュービズム』(WCR-23018)の2作品のほか、デーモン・アルバーンやハービー・ハンコックの作品にゲスト歌手として参加した彼女が満を持して発表したのが、このソロ・デビュー作ということになります。すでに先行シングル「Kanou」がヨーロッパで発売され、大きな反響を得ている彼女ですが、本アルバムでは彼女の両親の出身地でもあるマリのワスル地方の伝統音楽をベースに、様々な音楽要素を加えて現代化させたアフロ・ポップを披露。素直で伸びやかな彼女の歌声と相俟って豊かな色合いを感じさせてくれるアクースティックな秀作に仕上がっております。
 またゲストにはワールド・サーキット作品ではお馴染みのコラ奏者トゥマニ・ジャバテやアフロビートのドラマー、トニー・アレンが参加しているほか、さらにレッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズがベーシストとしてフィーチャーされている曲もあります。
 こんなハイ・クォリティで親しみやすいアフロ・ポップ作品は本当に久々!

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トラックリスト
1. KANOU
2. SOWA
3. BAKONOBA
4. KELE
5. MAKOUN OUMOU
6. SONKOLON
7. ALAMA
8. BISSA
9. MOUSSO
10. WILILE
11. BOLOKO
12. CLANDESTIN


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