ア−ティスト

デボラ・ルス

タイトル
タンゴス・ペンディエンテス
オ−ダ−番号
HMSI-138
定価(税込)
2,205円
         

アルゼンチンの女性トップ・シンガーが有名無名を問わずタンゴの名曲をうたう


 現在ではダンス、およびそこに付随する音楽が主流になりつつあるタンゴ・シーンですが、やはりタンゴの醍醐味のひとつは歌にあるといってもいいでしょう。そこで今回紹介いたしますのは、次世代を担う女性タンゴ・シンガーです。
 デボラ・ルスはタンゴの生まれ故郷であるブエノス・アイレスではなく、アルゼンチンの北部の内陸の地、コルドバ出身。特に音楽一家の生まれというわけではありませんが、子どもの頃からその才能を発揮し、11歳のときにアルゼンチンの全国ネットのテレビ・コンクールで優勝するなど、多くのアマチュア・コンクールで数々の名誉に輝きました。そんな活動が有名なバンドネオン奏者/バンドリーダーの目に留まり、自身のバンドにゲスト・ヴォーカルとして招き、彼女はプロへの足がかりをつかみました。その後はトントン拍子に評価が高まり、アルゼンチンのタンゴシーンでトップクラスの女性歌手へと変貌してゆきます。国立タンゴ・バンドのヴォーカルに呼ばれ、海外公演も行ない、現在のタンゴ界の重鎮バンドネオン奏者ファン・ホセ・モサリーニの楽団には定期的に参加しています。
 そんな彼女が初めて録音したのは2006年。アストル・ピアソラ作品ばかりをうたった『Astor Piazzolla Cakiente Debora Russ』としてその翌年に発売。2008年にはセカンドアルバム『Andares』を。こちらはピアソラ作品に加え、自身のオリジナル曲にも挑戦したアルバムでしたが、インタナショナル配給され、ヨーロッパでも高い評価を得ました。
 そしてソロ・アルバムの3枚めとしてリリースされたのがこちらの作品です。タイトルは「(聴かれることを)待たれているタンゴ」という意味。有名無名問わず、タンゴの名曲を揃えました。伴奏はバンドネオン、ギター、ベースというシンプル極まりない編成。そんな伴奏を従えてピアソラやカルロス・ガルデールなどのナンバーを伸びのあるアルト・ヴォイスでうたいます。ストイックな伴奏で、どこかダークな雰囲気がただよいますが、その中から甘美なメロディが流れてくる瞬間がたまりません。なかなかの逸品!

トラックリスト
1.GARRAS
2. FRUTA AMARGA
3. EL TITERE
4. JACINTO CHICLANA
5. QUE BUENOS AIRES TENGA VOZ
6. GOLONDRINAS
7. SOLEDAD
8. REBELDIA
9. TORMENTA
10. SUR
11. TU PALIDA VOZ
12. LA CANCION DE BUENOS AIRES
13. SEMPRE SE VUELVE A BUENOS AIRES

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