ダンサブルなバルカン音楽の旬なアーティストらを一挙紹介!
相変わらず高い人気を誇るバルカン半島の音楽ですが、一口にバルカン音楽といっても、ジプシー音楽だけでなく、スラブ系のダンス・ミュージックやギリシャ音楽、さらにはアラブやトルコの音楽に強く影響を受けたエスニックなものまで、様々なスタイルが存在しています。そんな多彩なバルカンのダンス系音楽のいまをコンパイルした編集盤シリーズ<バルカン・ビーツ>の第3弾が登場しました。今回は弊社ライス・レコードが日本発売を担当いたします。
<バルカン・ビーツ>はドイツ・ベルリンに居を構えるレーベル<EASTBLOK MUSIC>が制作してるオムニバス・シリーズで、2005年に第1弾、2006年に第2弾、そして今回が第3弾目の発売ということになります。コンパイルはボスニア出身で90年代にベルリンに亡命したDJ
ROBERT SOKOが当初より担当。ロンドンやパリ、アムステルダムなどでもバルカン音楽のDJパーティを定期的に開催しているというSOKOですが、そんな彼が自信を持って紹介する最新バルカン・ダンス・ミュージックが本作です。
今回はバルカン出身の音楽家だけでなく、全く違う地域でバルカン音楽の要素を取り入れた演奏するアーティストも参加している点が特徴で、以前にライス盤でご紹介したニューヨークのグループSlavic
Soul Partyや、フランスのマルセイユで活躍しているWatcha Clanといったバルカン以外のグループらの音源も収録されています。もちろんアルバムのメインは、バルカン諸国で活躍している旬なアーティストたち。21世紀らしい新感覚のジプシー音楽を提示し日本でもお馴染みのShantelや、<バルカン・ジプシー・ブラスバンドの最高峰>Boban
Markovic Orkestar、映画ファンにも良く知られているユーゴのハイブリッドなジプシー・ブラスバンド The No Smoking
Orchestra などの人気グループに加え、知られざる若手たちも多数紹介されています。
バルカンの猥雑なビートに酔いしれるアッパーな60分間を満喫してください!